こんにちは
奈良注文住宅 .comの岸本です
今回は日本の中古住宅について私が常々思っていることを書きます
日本人は基本的に家や車など新しいの物が大好きだと思います
ヨーロッパなどでは古いものをメンテナンスして長く使う習慣がありますが
これは生まれた時から親から教え伝えられたものがあるからです
近年、日本でも家の寿命を延ばそうという流れがでています
これは良いことだと思いますが、だからと言って急に今まで持っていた
やっぱり古い家よりも新しい家の方が好きという日本人本来の考え方は
そう簡単に変わらないと思います
現在でも中古住宅として自分の家を売却する際に、住宅販売会社に査定を
依頼すると、建物の価値は20年から25年も経つと評価は0ですと言われます
いくら25年前に大手ハウスメーカーで3000万円かけて建てた家でも
25年も経てば評価が0になってしますのです
これは自分が中古住宅を売る立場ではなく買う立場で考えてみるとよくわかります
25年前の他人が建てた家に住みたいかどうか?
25年前の家の性能と今の家の性能とどちらが良いのか?
また、近年では中古住宅と変わらないような値段の新築建売住宅も売られています
よほど劇的に日本人の家に対する考え方が変わらない限り、25年後には0円になる
建物にお金をかけすぎるのは勿体ないと思います